Topic2

 大学入試問題から、少しシニカルなそして含蓄のある英文を選び、一文ずつ基礎から応用まで同等に解説していきます。一つのまとまった文章を 完全に理解することで、自然に英語というものの表現法を身につけましょう。 早速挑戦してください。

A:  The other day I walked into our local convenience store and asked for gyunyu.
 The clerk just stared at me as though I were speaking Swahili. I tried again,
 thinking that either my pronunciation of the word was terrible, or that my
 gaijin face speaking Japanese had left him temporarily tongue-tied. "Can you
 tell me where the gyunyu is?" Still nothing.
B:  Not wishing to torment the poor clerk, I was still upset that I couldn't
 communicate this simple question. Once more I tried. "Do you have any miruku?
 adding the vowel to the ending of the English pronunciation. Suddenly the clerk's
 face lit up in recognition. "Oh, yes, The miruku is in the far right corner."
C:   As I struggle to get a grasp on the Japanese language, I find that I'm
 constantly perplexed by Japanese English. If there is a perfectly good
 Japanese word for an object, why adopt the foreign word and then
 mispronounce it?


 さて、前回は段落Aの解説をしましたね。 今週は段落Bです。先ずは訳から・・・・・・・
Not wishing to torment the poor clerk, I was still upset that I couldn't
  望まないので   苦しめる  かわいそうな           狼狽した
  communicate this simple question..
   通じさせる       簡単な
 かわいそうな店員さんをそれ以上苦しめたくはなかったが、やはり私はこのきわめて
 簡単な質問を通じさせることができなかったので、気が気ではなかった。

Once more I tried. "Do you have any miruku?" adding the vowel to the ending
  もう一度                               付け加える    母音
 
of the English pronunciation.
   英語の発音の語尾     
  もう一度、「ミルクはありますか?」と英語の発音の語尾に母音を付け加えて言ってみた。

Suddenly the clerk's face lit up in recognition. "Oh, yes, The miruku is
   突然                 輝いた   認めて
  in the far right corner."
   .   右奥の角     
  突然、店員は意味がわかって顔を輝かせた。   
  「ああー、ミルクなら右奥の角にありますよ。」
さあ 次は語句の説明と文法です。もう一度挑戦しましょう!!

Not wishing to torment the poor clerk, I was still upset that I couldn't
  1 、2                          3         
communicate this simple question.   
  1分詞構文  「Though I didn't wish to 〜」と書きかえられる。
           分詞構文の否定形は「〜ing」の前にnotを置く。
           分詞構って接続詞も主語も省略してあるから、
            なんだかいいかげん(ずるい)な用法ですね。
  2 wish to〜 to以下を目的語とする不定詞の名詞的用法、動名詞にも同じような
           用法があるけど、「begin to, begin 〜ing」「start to, start 〜ing」の
           意味は変わりませんね。
           意味が変わるものにremember等があるが、
           「これからすること(未来)」は不定詞、
           「すでにしてしまったこと(事実)」は「〜ing.」と覚えておけば良いでしょう。
            ・I must remember to write to her.
              (私は忘れずに彼女に手紙を書かなければなりません。)
            ・I remember writing to her. 
             (私は彼女に手紙を書いたことを覚えている。)   
  3 I was upset that 〜       
      be動詞+形容詞 that〜 節は、会話でも文章の中にもよく出てきますが、
      文法的な説明はなかなか難しい。 that以下を理由をあらわす副詞節ととら
      えるのが一般的でしょうが、「I think that〜」のthat以下は名詞節なのだから 、
      意味的には名詞節と考えられます。
      「be afraid of」と例にとってみれば・・・・・
        ・ I am afraid of making mistakes. 
        ・ I am afraid (of) that I may make mistakes. で、
           that以下は前置詞 "of" の目的語 、
           すなわち、名詞節と考えられないことはないでしょうか。
           (全体的には副詞節)
       すこし、細かくなりすぎましたね・・・・

◇"Do you have any miruku?  adding the vowel to the ending of the English
                     1      2   1 
  pronunciation.

  1 adding分詞  
    ・add A to B        「AにBを加える」
                    ・add sugar to tea. 「紅茶に砂糖を加える」   
                    ・Two added to three makes five. 「3+2=5」 
    ・added to = plus (前)  ・Two plus three is five.  「3+2=5」
  2 子音はconsonantです。

※ネイティブの発音は、日本語の母音(ア・イ・ウ・エ・オ)で終わらない。
   「ミユクッ milk 」  → 「ミルク miruku 」と発音した。

◇Suddenly the clerk's face lit up in recognition.                            
                 1        2  
  "Oh, yes, The miruku is in the far right corner."  
                3      
  1 light - lit - lit   light up  (顔、目が)輝く。
     Upの用法は、
     「勢いよく」 - speak up (大声で話す) flare up(ぱっと燃え上がる)か、
     「すっかり」 - est up (全部食べる)のどちらかの用法と思われる。
  2 in recognition of 〜    「〜を認めて」     
      動詞はrecognizeです。
  3 be動詞+場所を表す前置詞で、「〜いる」「〜ある」という意味になります。(第1文型)

今週はここまでです。如何でしたか? ではここで、先週の設問の答え合わせをしましょう。 「先週の設問てなんだっけ???」という方の為に、もう一度・・・・・・

[設問] My gaijin face speaking Japanese・・・・・・・・・・
     (日本語を話している私の外人顔)は英文としてすこしおかしい。
      どこを直したら正しい文になるでしょう。

[解答] My gaijin face speaking Japanese had left 〜 . を 、
     "My gaijinface, speaking Japanese, had left 〜 ."と
     "speaking" を分詞の形容詞的用法ととらえずに、カンマを挿入して
      分詞構文にすればよいのです。

    さて、次週はいよいよ段落 "C" !!お楽しみに・・・・・
    ご意見、ご希望など是非お寄せ下さい。


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